家族葬はどんなスタイルの葬儀?

家族葬は珍しいスタイルの葬儀ではない

家族葬は珍しいスタイルの葬儀ではない 一般的なお葬式ではなく、最近は家族葬を選択される方が多くなっています。これは身内のみ、または身内と近しい人たちのみ参列し行うお葬式です。しかしこの家族葬というスタイルには、こうしなければならないという決まりはありません。参列される方をどこまで呼ぶのか、どの程度の人数で行うのか、といったことについては遺族それぞれに考え方の違いがあります。

家族葬は、家族などの近親者だけで行うお葬式で、家族と近しい親戚、故人が親しくさせていただいた友人数人に参列をお願いし、小規模で行うスタイルです。通常10人程度から20人程度のお葬式になることが多くありますが、これよりも多い人数で行うこともありますし、少ない人数となることもあります。遺族の希望や故人の遺言がある場合には、その遺言に沿って行うことになります。

古くから行われてきた日本のお葬式は、遺族、親族、友人、また会社の方々、近隣の方々などに逝去を知らせ、来ていただくのは逝去を知った人の判断となります。しかし家族葬の場合には、遺族が参列していただく方を選ぶことになります。そのため、後からお葬式が終わったことを知った親族が不快感を表すといったトラブルも起こる可能性があります。こうしたトラブルが起こらないように、参列をお願いしない場合でも、親戚や近隣の方々等知らせておくべき人たちには、逝去した事、家族葬で行うことなどを説明する事も必要です。

一般のお葬式とは違い家族葬にすることで、費用を抑えることができるという利点もあり、こうしたお葬式のスタイルが多くなっているともいわれています。日本のお葬式は海外のものと比較すると非常に費用がかかります。日本の場合、一般的なお葬式の全国平均は200万ほどかかると言われています。費用をすぐに用意できればもちろんこうした一般葬を行うこともできます。しかし家族の事情によっては、お葬式を小規模で費用がかからないように行いたいということもあるのです。

また逝去された方が遺言でお葬式を家族葬にするようにと残されている事もあります。残された家族に負担をかけないようにという配慮からということもありますが、最後のお別れの時間を家族とともに過ごしたいという気持ちからということもあるようです。家族葬は今、珍しいスタイルではなくなりつつあり、お葬式全体の中でも7割がこうした家族葬を行っているというデータもあります。

このように、珍しいスタイルのお葬式からごく一般的なお葬式となりつつあるのです。遺族それぞれが趣向を凝らし工夫したスタイルのお葬式も行われています。心のこもった納得のいくお別れの時間となるように、今行われている家族葬のスタイルを紹介します。

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